GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 夏目漱石 『三四郎』
現代語化
「お兄さんって……」
「この絵はお兄さんのほうでしょ」
「誰の?」
「だって、あっちのほうが妹さんの絵で、こっちのほうがお兄さんの絵じゃないんですか」
「違いますか」
「1人だと思ってたんですか」
「ええ」
「ずいぶん違いますね」
原文 (会話文抽出)
「兄さんのほうがよほどうまいようですね」
「兄さんとは……」
「この絵は兄さんのほうでしょう」
「だれの?」
「だって、あっちのほうが妹さんので、こっちのほうが兄さんのじゃありませんか」
「違うんですか」
「一人と思っていらしったの」
「ええ」
「ずいぶんね」