GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 夏目漱石 『吾輩は猫である』
現代語化
「坊やは後でね。雪江さんの話が済んでから」
「いやーよ、ママ」
「ああ、わかった。じゃあ坊やから話そう。何て言うの?」
「あのね。『坊や坊や、どこ行くの』って」
「面白いね。それから?」
「僕は田んぼに稲刈りに行くんだ」
「そう、よく知ってるわね」
「君が食べると邪魔になる」
「あら、食べるじゃなくて、来るでしょ」
「ママ」
原文 (会話文抽出)
「あら、また坊ばちゃんの話だ」
「坊ばはあとでなさい。雪江さんの御話がすんでから」
「いやーよ、ばぶ」
「おお、よしよし坊ばちゃんからなさい。何と云うの?」
「あのね。坊たん、坊たん、どこ行くのって」
「面白いのね。それから?」
「わたちは田圃へ稲刈いに」
「そう、よく知ってる事」
「御前がくうと邪魔になる」
「あら、くうとじゃないわ、くるとだわね」
「ばぶ」