GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 夏目漱石 『草枕』
現代語化
「普段は奥さんが使ってます」
「じゃあ、昨日私が来るまでここにいたんだね」
「はい」
「それは申し訳なかったね。それで、お不動さんのところへ何しに行くの?」
「知りません」
「それから?」
「何ですか?」
「それから、まだほかに何かするんだろう?」
「それから、いろいろ……」
「いろいろって、どんなこと?」
「知りません」
原文 (会話文抽出)
「この部屋は普段誰か這入っている所かね」
「普段は奥様がおります」
「それじゃ、昨夕、わたしが来る時までここにいたのだね」
「へえ」
「それは御気の毒な事をした。それで大徹さんの所へ何をしに行くのだい」
「知りません」
「それから」
「何でござんす」
「それから、まだほかに何かするのだろう」
「それから、いろいろ……」
「いろいろって、どんな事を」
「知りません」