GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』
現代語化
「じゃあいくら出すの」
「1人1円ずつあげよう」
「1円じゃ――この暑さじゃ――」
「去年来た外国人は5両ずつくれたっけな」
「4、5里の道に5円もくれるバカは日本人はいないよ。じゃあ1円50銭ずつあげよう」
原文 (会話文抽出)
「賃銭はいくらでも出す」
「それではいくら出す」
「一人前一円ずつ遣ろう」
「一円ばかしでは――、この暑いに――」
「去年来た洋人さんは、五両ずつくれったっけなァ」
「四、五里の道に五円もくれる馬鹿は日本人には無い。それでは一円五十銭ずつ遣ろう」