GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 山中貞雄 『陣中日誌(遺稿)』
現代語化
「オーデって何だよ」
「俺のこと、中国語でオーデって言うんだよ」
「あ、そうなんだ」
「おい、オーデ上等兵」
「オーデ上等兵? 何のことだよ、それ」
「お前のこと、オーデって言うんじゃないの」
「違うよ、オーデってのは、俺のことだよ」
「だから、お前は、オーデ上等兵じゃないか」
「違うったら、オーデってのは、俺って意味の中国語だよ。わかんない奴だな」
「何言ってんだよ、わかんないのはお前だよ」
原文 (会話文抽出)
「オーデがね」
「オーデッて何だ」
「俺の事支那語でオーデッて云うんだ」
「あ、そうか」
「おい、オーデ上等兵」
「オーデ上等兵? 何の事だ、それ」
「お前の事、オーデて云うンだろう」
「違うよ、オーデってのは、俺の事だよ」
「だから、お前は、オーデ上等兵じゃねえか」
「違うったら、オーデってのは、俺という支那語だよ、わからねえ野郎だな」
「何云ってやがんで、わからねえのは手前でえ」