■ Ａntenna！≪アンテナ≫ 興味深いｗｅｂニュース ■　＃ 2002/09/22
 
 
▼人間サイズの人型ロボット、遂に立つ

http://slashdot.jp/article.pl?sid=02/09/19/1654236&mode=thread 
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2002/pr20020919/pr20020919.html 
 
>...産業技術総合研究所...は、川田工業...と共同で、人間サイズ
>（HRP-2プロトタイプ：身長154cm、体重58kg、腰2軸を含む30自由度を有し、
>軽量多自由度を実現）の人間型ロボットによる起き上がったり・寝転んだ
>りする動作に世界で初めて成功した。
 
ハードばかり注目が行きがちですが、この研究も含まれている「人間協調・
共存型ロボットシステムの研究開発」は将来のロボットのＯＳとなるべく
ソフトウェアの開発が主だそうです。
 
 
▼海水に浸ったままで溶接、三井造船が新技術

http://www.jij.co.jp/news/020918/auto/401.html 
 
>同社は、シリコーン樹脂にシリカ粉末を混合した超撥水材を開発。これを
>セラミック裏当て材に塗布することで、陸上なみの溶接性能を実現した。
 
 
▼人工原子を量子コンピュータのメモリに　NTTとJSTが確認

http://www.zdnet.co.jp/news/0209/19/njbt_11.html 
−移転→ http://www.itmedia.co.jp/news/0209/19/njbt_11.html 
 
>NTT（持株会社）と科学技術振興事業団（JST）は9月19日、人工原子を量子
>コンピュータのメモリ（量子ビット）に応用できる可能性を確認したと発表
>した。人工原子中の電子スピンが、0か1を表せるメモリとして十分な時間、
>記録を保持できる可能性を示し、...研究結果は「Nature」（9月19日号）に
>掲載される。
 
>実験結果から、電子スピンをメモりに使用した場合のエネルギー緩和時間は
>1ミリ秒を超えると推定された。量子演算に必要な数ピコ秒を10億倍も上回
>り、電子スピンをメモりに利用できることを示唆している、という。
 
量子コンピュータというのは、従来のコンピュータが、場合ごと場合ごとに
チェックをしていき解を得るのに対して、量子物理学の「イベントの度、複
数の宇宙が生じる」という考え方により、いっぺんに全ての場合を生じさせ
チェックして解を得るというものです。
 
 
 
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