知的ネット社会 TAKAGI-1 みくすと 火曜版

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2012/10/02

 

 

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人類が価値創造の器として生んだ「企業」
[ Posted Sat, 29 Sep 2012 14:09:44 ]

五感を超える力 英知使いこなせるか 第1部 巨大データの光と影(1) :日本経済新聞?2012/ 9/24 朝刊1面


 


われわれの周りには膨大な情報があふれている。では一体、何に注目したらいいのか。いま起きているのは「友人の知恵」を頼りにするという変化だ。「どの製品を使ったらいいか」「見るべき映画やテレビ番組は」。フェイスブックを使えば大きなスケールで友人の助言を得られる。
[ Posted Sat, 29 Sep 2012 14:11:48 ]

つながりをより強固に フェイスブック最高執行責任者 シェリル・サンドバーグ氏(43) :日本経済新聞?2012/9/24 朝刊8面


 


人が記憶を文字で残すことができるようになったのは紀元前3300年ごろ。メソポタミアでくさび形文字が誕生した時だ。ただその3千年後の古代ギリシャではソクラテスが口承文化にこだわり、文字による記憶を徹底的に嫌った。自らの著述をひとつも残さなかったのだ。

 「書き言葉は社会に深刻な危険をもたらし」、書かれた文章は「あたかも知的であるように見え、物事の真実により近いように思えるので(中略)理解し始めたにすぎない物事を理解したかのごとく錯覚に陥らせてしまう」(メアリアン・ウルフ著『プルーストとイカ』)からだという。


[ Posted Sat, 29 Sep 2012 14:14:16 ]

記憶から記録へ 脳をしのぐ  :日本経済新聞?2012/9/24 朝刊8面.


 


米ニューヨーク大教授のクレイ・シャーキーは「人類にはテレビなどを見てぼうっと何もしていない時間が毎年1兆時間ある。例えば(ネットの百科事典といわれる)ウィキペディアの執筆に人々がかけている時間はそのわずか数千分の1。多くの人をネットに動員すれば壮大なことができるはずだ」と話す。

 年間1兆時間。これまでは単に費やすことしかなかった時間が、ともに創造する時間に変わる。シャーキーはそんな現代を「思考の余剰時代」と呼んでいる。


[ Posted Sat, 29 Sep 2012 14:15:42 ]

驚異 衆知の力 余った1兆時間どう使う 第1部 巨大データの光と影(2) :日本経済新聞?2012/9/25 朝刊1面.


 


 「ウシャヒディ」という名前の無料プログラムが世界に広がっている。07年の大統領選後にケニアで起きた部族間暴動がきっかけだった。

 報道規制があり、どこで何が起きているのかがだれにもわからない。そんな中、1人の弁護士のブログに情報が集まり始めた。「こんなに多いのではとても1人で処理し切れない」。すると2人のプログラマーがわずか72時間で、ネットに寄せられる情報を地図などに書き込んでいくサイトをつくった。

情報が逆流

 散らばる情報を集め、だれもが見られる場所。便利さが評価され、メキシコの選挙違反の追跡や米ワシントンの除雪状況のとりまとめなど、3年弱の間に世界中でウシャヒディは使われ始めた。

 情報の発信者はもう政府やメディア、企業だけではない。ソーシャルメディアの普及もあり、24億のネット利用者から大量の情報が逆流する時代だ。がらくたもある。だが宝も多い。ネット社会を「砂上の楼閣」にしないために、人類の知恵が試される。


[ Posted Sat, 29 Sep 2012 14:16:47 ]

驚異 衆知の力 余った1兆時間どう使う 第1部 巨大データの光と影(2) :日本経済新聞?2012/9/25 朝刊1面.


 

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