後の世の事、心にわすれず、仏の道うとからぬ、こころにくし

徒然草 第4段「後の世の事、心にわすれず、仏の道うとからぬ、こころにくし。」

徒然草 現代語訳つき朗読|第四段 後の世の事、心にわすれず

来世のことを心に忘れず、仏の道を疎遠にしない。そういう人は、奥ゆかしい。

「後の世の事」を未来と解釈し(輪廻思想の仏教において、来世とは未来のこと)

「仏の道」を、(あらゆる学問という意味での)哲学であると考えれば、

   未来のことを考えて、学問・世の理を疎遠にしない。そういう人は、奥ゆかしい

という意味になります。

ソサエティ5.0、「君の名は。」地上波放送のなかで流されたCM

ご出演は、上白石 萌音 さん (上白石姉妹のお姉さんの方)。

なお、このCMは、2018年1月3日の映画「君の名は。」(2016年)のテレビ朝日系列での放送のなかでも流されました。上白石 萌音 さんは、「君の名は。」でヒロイン“三葉”の声を担当されています。

ソサエティ5.0

ドローン
空飛ぶマシンが アナタの町にもやってくる

AI家電
考える家電が 日々の暮らしを快適に

医療・介護
介護する人・される人を助ける 疲れ知らずの助っ人が登場

スマートワーク
ロボットの活躍の場が ひろがり、 ハードな仕事もなんのその!

スマート経営
買い物も旅行も 大きな雲がさらに便利に

自動走行
物流・交通シーンに 見えないヒーローあらわる

多様な世界を作るには、活動・発信するファンが重要

多様な世界を作るには、活動・発信するファンが重要です。

なぜならば、人は、複数の他者に薦められると、行動・消費をすると言われているからです。これにより、多様な達人・生産が、社会的に成立するようになります。

吉田 尚記, 石川 善樹 : どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた (KADOKAWA, 2017〈底本はKADOKAWA (2017)〉) 位置No. 1362/2147.

石川 またちょっと違う話になりますが、人は3つくらいの別々のコミュニティから「これがいいよ」と聞くと、そこに乗っかる可能性が高いんじゃないかと僕は思っています。人っていうのは最低3つぐらいの情報源がないと、意思決定できないのかもしれない。これはまだ仮説ですが。

吉田 たとえば「この曲がいいよ」ってまったく違う3人から聞くと、ってことですよね。職場の同僚と、家族と、近所の人とか。

石川 そうです!

吉田 最近、音楽業界の人がみんな言ってるのが「アニソンは売れる」。今の話とつなげて考えると、その理由が腑に落ちます。アニメは、作品のファンと主題歌を歌うアーティストのファンをすでにもっているから、さらにもう一つ何か乗っかるメッセージを獲得すると、3つの違うコミュニティに響きやすいわけですよね。

平成三十年。昨年末のNHK紅白から思ったこと

平成三十年元日です。関西は、日が暖かな晴れの日です。

平成の「ハタチ」の年であった 2008年から10年が経ち、今年は平成最後の丸1年ある年になります。

昨年末(2017年12月31日)のNHK紅白歌合戦は、現在の時局を表わしているように思えます:

(1) 郷ひろみと大阪府立登美丘高ダンス部のバブル風ダンスとのコラボレーション

バブリ~登美丘高ダンス部、郷ひろみとコラボ/紅白 – 音楽 : 日刊スポーツ

現在は、〈バブルなもの〉(:拡大的)でもなく、その後にあった〈反・バブルなもの〉(:凍結)でもありません。だから、〈バブルなもの〉を第三者的に見ることができるのです。

また、バブル期に日本に導入された数々の文化(食べもの等)は、日常になりました。バブルは消化され、血肉になったのです。

日本社会は、バブル、そしてその後の数々の情勢変化・技術革新を取り入れ、現実の永続的再調整を成功させています。

(2) メンバー3人が倒れた 欅坂46 パフォーマンス

欅坂46の3人が倒れた!内村光良とコラボ中/紅白 – 音楽 : 日刊スポーツ

現実の永続的再調整には、調整されていない事柄もあります。我々の目に見えない限り、調整されません。

欅坂46のメンバー3人が倒れたことは、人間の限界の存在を目に見えるものにし、新たな調整のひとつの始点になることでしょう。

(3) Perfumeの渋谷のビル屋上でのステージ

Perfumeのステージは、渋谷のビル屋上で行われ、渋谷のビルの明かりが照明になるような演出(合成でしょう)がされました。

  追記(2018/ 1/ 6): #紅白歌合戦2017 のPerfumeの演出が自然すぎて凄さが伝わらない「VRとMRを重ねてるのか」「途中でLIVEが消えてる!」 – Togetter

それは、アニメの世界のようでありました。

世界は、確実に進んでいます。