多様性を実現させる画一性。そんな画一性には意味があるけれど、意味がない

多様性の代表的な例として、国際社会があります。国際社会をつなぐ外交の場における規則を外交儀礼(プロトコール)と言います。

多様性な国際社会を実現させているのは、規則である外交儀礼なのです。

敬語やドレスコードも同様です。

目上の人に、その人の意見とは異なる意見を言うことができるのは、敬語があるからです。

ドレスコードさえ守っていれば、あなたがどんな人でも、身辺調査されずに、高級なレストランに入店できます。

さて、外交儀礼や敬語、ドレスコードは、比較的 画一的です。そして、緊張を和らげる効果はあるものの、内容に意味はありません。敬語は単に言葉の置き換えだと考えられますし、ジャケットを羽織っていなくても、そのレストランでの代金を支払える客であることは明らかでしょう。

しかし、それ自身が画一的であるが故に、意味のある部分において多様性を実現させていることに、意味があるのです。しかし、それ自身に、意味のある内容はありません。

多様性を実現させるために画一性は必要です。ただし、

 ・その画一性に、内容の意味はないこと、

 ・その画一性に囚われて、内容の多様性を損なうことがあってはならないこと

を肝に銘じるべきです。

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