無窮ナレッジ

▼所期奉公・処事光明・立業貿易、そして危機に際して原則に帰る

安西 巧 :
200年企業 番外編 危機にひるまず (中) 地に足付ける「三綱領」 小弥太の理念「三菱」を結束.
日本経済新聞, 2009/ 1/14, 朝刊 15面.
 
>投機排斥のほか小弥太[:岩崎 小弥太] は「社会に対し国家に対して重要なる任務を遂行する」
>「われわれの職業は生産者と消費者の間に立ち、最も便利かつ廉価に物品の分配をつかさどる」
>と説いた。この発言が (1)所期奉公(公益重視) (2) 処事光明(情報公開、透明性の堅持)
> (3)立業貿易(グローバル事業の推進) と要約され、「三綱領」と呼ばれるようになった。
> 「未曽有の危機に際して原理原則を徹底させておきたかったのでしょう」と三菱商事の
>槙原稔相談役は小弥太の思いを解説する。混乱にあおられ社員が浮き足立てば、
>会社の再生はますますおぼつかなくなる。