「勝者は、敗者から思いを託されたと思って、勝者としての道に精進せよ」 という旨の思想がある。 いままでの各段階において、私は勝者であり、この思想を背負って生きてきた。
いま、この思想を自分にあてはめることはできない。私は、敗者の側にまわった のだと認識した。私は、甲子園で砂を袋に詰める姿になっていたのだ。 簡単な理屈だ。 今までは、2位までに入れば選抜された。今は、1位にならねば選抜されない。