無窮ナレッジ

▼千葉大学附属図書館亥鼻分館古医書コレクション画像データベース

http://www3.ll.chiba-u.ac.jp/~koisho/ 
 情報源:
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20080217/1203244807 
 
「重訂解体新書」など。大槻 玄沢は、杉田 玄白・前野 良沢の弟子で、両名から
一字ずつを引き継いでいます。
 
なお、「解体新書」の著者として名が出ているのは、杉田 玄白。前野 良沢も
翻訳の中心的な役割を果たしました。
 
そういえば、「解体新書」編纂の苦しみを記した杉田 玄白の「蘭学事始」は、
私がいままで読んだ中で最上位にある本の一つです。
 
「蘭学事始」の意義は、以下の言葉に集約されます。
 
  杉田 玄白=著, 緒方 富雄=校注 : 蘭学事始 (岩波文庫, 1982) p.158 解説内にある
  福沢 諭吉 による「蘭学事始」の序(1890年)からの引用:
 
   >東洋の一国たる大日本の百数十年前、学者社会には既に西洋文明の胚胎するものあり、
   >今日の進歩偶然に非ずとの事実を、世界万国の人に示すに足る可し。
 
関連:
杉田 玄白「蘭学事始」
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