無窮ナレッジ

▼一次情報と二次情報、その作成主体、および二次情報の標準化

 一次情報 : 書籍の中身、本文。
 
 二次情報 : 書誌データあるいは図書目録と呼ばれる。
       書名、著者名、出版社名、発行年、分類など。
電子図書館は、世界に 1つあればよいのではないか。
 
なお、1つだけではサービスの向上努力がされないとか、その1つが非常事態に陥ったらすべて終わりに
なってしまうなどの心配を排除した上の「 1つあればよい」である。
 
長尾 真 : 電子図書館 (岩波書店, 1994) p.99 において、次のことが書かれている。
 
  細分化された多数の専門図書館が生じるだろう。時代あわせてそれは変化する。
 
確かに二次情報は図書館によって違ってもいいだろう *。しかし、一次情報(と基本的な二次情報)は
最も効率がよいスケールの組織によって作られるだろう。
 
 * 二次情報には流通性が必要である。そのためには、二次情報の標準化が必須である。
 
それは、世界政府があればそれが設立・管理・運営すべきものになる。
 
関連:
長尾 真「電子図書館」
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1393.html