民主主義は、あらゆる問題について主体的な判断を下すことのできる市民を前提と している。 主体的な判断を下すためには、情報が必要である。
民主主義を生み出した欧州において、そのことは陽に捉えられている。 対して、民主主義を輸入した日本は、「民主主義」政治システムという上澄みだけを 吸収し、その前提たる情報の必要性に関する思想・システムの整備を疎か(おろそか)にした。 関連: 公共図書館の最大の役割はインフォームド・シチズンの育成と維持 http://nhm.blog75.fc2.com/blog-entry-152.html