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これは、緒方拳が主演した2時間サスペンスドラマのセリフから抜き出したものです。
そのドラマは以下のような内容でした (うろ覚えですが)。
緒方拳は雪がよく積もるような東北地方の検察官です。緒方拳は子供のときに、
母親が男にたぶらかされたかなんかで出て行ってしまい、地元の資産家の援助を
えて育ちました(父親はどうしたのでしょうか)。
その資産家が、子供の「緒方拳」にいうのが、
「母さんの弱さを許してやれ。そして、人間の弱さが分かる強い人間になれ」
というセリフです。
そして、検察官になった緒方拳がある殺人事件を担当します。その殺人事件は
贈収賄に絡むもので、恩人の資産家が事件の一応の黒幕(贈収賄は中央政界にまで
及ぶものだった)であることが判明します。
最後、その資産家は、警察署の屋上で緒方拳と話をして飛び降り自殺をする、
という内容でした。