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▼米・オンライン海賊行為防止法案 SOPA (Stop Online Piracy Act)

 米議会、著作権保護法案SOPA/PIPAの採決を延期 - ITmedia ニュース
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/23/news018.html 
 
 >米連邦議会の上院と下院はそれぞれ [2012年] 1月20日(現地時間)、
 >著作権保護法案の採決を当面延期すると発表した。
 上院は PIPA (PROTECT IP Act : 知的財産保護法案)の、
 下院は SOPA (Stop Online Piracy Act : オンライン海賊行為防止法案)の
 採決を延期しました。
 
うち、SOPA は、
 
 (* より)
 >米国外にある著作権侵害コンテンツを含むサイトへの米国からのアクセスを
 >遮断する
 
法案なのですが、問題点があると議論になっています。英語版 Wikipedia は、
抗議のために、2012年 1月18日 に24時間サービスを停止しました。
( http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120117/378625/  )。
 
 The End of Internet、Stop Online Piracy Actについて | Film Goes with Net
 http://hotakasugi-jp.com/2011/11/21/stop-sopa/ 
 
 >この法案に反対しているカリフォルニア州選出の民主党議員Zoe Lofgrenは
 >この法案の問題点を以下の4つにまとめています。
 
 > 4. ... Section 103の下においては、あらゆるウェブサイト ―米国内であれ
 >海外のものであれ― を対象にしている。
 
 > 2. Section 103は、... 著作権侵害を犯したたった一人のユーザーによって
 >[サイト全体にリスクが] 課せられてしまう可能性があり、デジタル・ミレニアム・
 >コンテンツ・アクト(通称DMCA)の定める Safe Harbor はこのための防波堤に
 >ならなくなる。
 
  DMCA の Safe Harbor とは:
 
   なぜWikipediaは停止するのか――SOPA抗議活動をひもとく − @IT
   http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/201201/18/sopa.html 
 
   > 現状では、アメリカ国内にあるソーシャルメディアなどのサービスを
   >提供しているIT企業は、DMCA(Digital Millennium Copyright Act)の
   >「Title II: Online Copyright Infringement Liability Limitation Act」の
   >「safe harbor」によって守られています。インターネットを利用した
   >コンテンツ事業者は、著作権侵害の申し立てに対して適切に対応していれば
   >責任を果たしていることになります。
 
   > 例えばDMCAでは、「悪いユーザー」がいても、権利者から申し立てがあった
   >ときにはじめてその「悪いユーザー」の悪行を停止できれば責任を問われない
   >ことになります。ソーシャルメディアに代表されるCGM(Consumer Generated Contents)
   >との相性がよい法律でした。DMCAがあったからこそ、アメリカではCGMが
   >急激に成長したという考え方もできます。
 
関連:
(*) 加熱する米著作権保護法案「SOPA」「PIPA」の賛否 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/topics/35013247/ 
 
米国の“SOPA法案”とは(デジタル時代の著作権について) | INTERCROSS
http://www.intx.co.jp/it_ip/article.php?p=338 
 
最近話題のSOPAって何なの? : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2012/01/wtf_is_this_sopa_thing.html 
 
有川 浩 : 図書館革命 (アスキー・メディアワークス, 2008) p.139.
http://homepage2.nifty.com/mukyu/books/booknet/blog-entry-2963.html 
−移転→  http://takagi1.net/books/booknet/blog-entry-2963.html 
−移転→  https://takagi1.net/books/booknet/blog-entry-2963.html