2008年年末に、挨拶もなくはじまった「新聞スクラップの棚卸し」。 今回はその2回目です。
この企画の意味は、バッチ処理であることにあります。バッチ処理とは、 リアルタイム処理(リアル処理, 逐次処理)の反対語であり、一定期間の情報を まとめて一時期に処理することです。 新聞読み方は通常「リアルタイム処理」的です。普通の新聞読者は、毎日、新聞を読みます。 しかし、「バッチ処理」的な新聞読み方もあります。新聞を1週間分まとめてよむと いう人がいます。 「その方が、毎日読むよりも、世の中の流れ(大局)をつかみやすいから」という 考え方がその読み方の理由なのだそうです。「虫の目・鳥の目」でいう「鳥の目」に あたります。 本企画は、後者を指向しています。本企画は、新聞記事情報に関するバッチ処理の 出力表現であり、世の中の流れをつかむ「鳥の目」をもつ効用を目的としています。