無窮ナレッジ

▼他人の思惑ばかりを気にしていると自分の働きは生かせない

>私たちは社会の一員として、様々な集団の中で日々の生活を営んでいます。
>例えば、学校や職場、地域社会の中で、それぞれの立場や役割を担って
>暮らしているわけです。そういった集団においては、多くの人々とともに
>活動している為、どうしても周囲の人たちとの関わり方が重要になってき
>ます。勿論、常に助け合い、和していくことが大切なのですが、それぞれ
>の立場や役割の違いで、そればかりを優先してはいられない場面も出て
>まいります。そんなときに、他人の思惑ばかりを気にして、「嫌がられる
>のではないだろうか」とか「自分の評価が下がるのでは」などといらぬ憶測
>をし、言うべきことを躊躇し、するべきことを後回しにするようでは、
>自分の責任を果たしていないことになります。「他人に悪く思われたくない」
>という、ある意味で自分勝手な我侭 [わがまま] から、自分の働きが全体の
>ために生かせなければ、結局は周囲に迷惑をかけてしまうことに気付きたい
>ものです。
 
 (今月の標語カレンダー 2003年10月 より)