>私たちは社会の一員として、様々な集団の中で日々の生活を営んでいます。 >例えば、学校や職場、地域社会の中で、それぞれの立場や役割を担って >暮らしているわけです。そういった集団においては、多くの人々とともに >活動している為、どうしても周囲の人たちとの関わり方が重要になってき >ます。勿論、常に助け合い、和していくことが大切なのですが、それぞれ >の立場や役割の違いで、そればかりを優先してはいられない場面も出て >まいります。そんなときに、他人の思惑ばかりを気にして、「嫌がられる >のではないだろうか」とか「自分の評価が下がるのでは」などといらぬ憶測 >をし、言うべきことを躊躇し、するべきことを後回しにするようでは、 >自分の責任を果たしていないことになります。「他人に悪く思われたくない」 >という、ある意味で自分勝手な我侭 [わがまま] から、自分の働きが全体の >ために生かせなければ、結局は周囲に迷惑をかけてしまうことに気付きたい >ものです。 (今月の標語カレンダー 2003年10月 より)