http://www.worldtimes.co.jp/special2/ngo/040601.html
>世界から信頼されているNGOは徹底的に訓練されているのです。 >一人の人が危険になるとその人を救うために他のスタッフがその危険地域に行かな >ければならない。組織全体が危険に陥るために絶対にすべての人がこの >セキュリティールールを守らなければならないのです。 >なぜ、ここまで徹底して自分たちの安全管理を行っているのか。もし、戦闘が >こちらに波及して来ているのに、医師である私がヒーロー気取りで「目の前の >患者さんを見捨てて逃げることはできない」と言って残って治療を続けたと >しましょう、そのために私が仮に死んでしまったり拘束されてしまうと、私の >上司に当たる安全担当官は、安全に関する配慮がなかったということで、首に >なります。その人物が首になるということは、その国の安全管理をする能力、 >システム自体に問題があると判断され、その国から組織が丸ごと撤退する >可能性が高くなります。 >私が自分の命を守るのは、私自身のためではなく私の背後にある組織の活動全体 >のためであり、ひいては活動している国に住んでいる多くの人々への総合的な >サービスが途切れないために必要なことなのです。 こう見ると、NGO は軍と似通っている。どちらとも戦地における集団としての 行動だからだろう。