坪木和久, 金田幸恵 & 若月泰孝, 東海豪雨をもたらした降水システムの構造と豪雨のメカニズム (2001). http://www.rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~tsuboki/recent/pdf/Tokai2000.pdf >「集中豪雨」という言葉はもともと災害に関係したジャーナリズムの言葉で、 >気象学的な定量的定義はなく、1958年7月1日浜田市の豪雨の時に新聞記者に >よって作られたといわれている。学術的には「豪雨」または「大雨」(英語では >heavy rain, heavy rainfall) という。一般に1日あたり100mm を越す雨が >降ったとき、あるいは年平均雨量の10%程度の降雨があったとき、災害が >起りやすいといわれており、このような雨を「豪雨」という。一般的な認識と >して集中豪雨というのは、比較的短い時間(たとえば数時間から1日程度)に、 >比較的狭い領域(たとえば数100km ×数100km の領域)に数百ミリメートルと >いう強い降水のことを指す。