無窮ナレッジ

▼アテネとはどんな街なのか、本上まなみ女史の著書から拾う

 オリンピックが始まりました。
 
開催地のアテネ (Athens, Greece) ですが、私には、アテネといえば、
 ・ギリシア神話
 ・パルテノン神殿
 ・「聖闘士星矢」
 ・衆愚政治 (あくまでも紀元前の話)
 ・ペロポネソス戦争 (BC431-404、アテネを中心とする同盟とスパルタを中心とする
           同盟間の戦争 http://www.uraken.net/rekishi/reki-eu05.html  )
 
ぐらいしか思いつきません。
 
 そこで、女優・本上まなみ女史の著書
 
 本上まなみ: ほんじょの虫干。(新潮社, 2004) *
 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/102821-4/index.html 
 
から、アテネに関する記述を拾ってみます。
 
> アテネに到着したほんじょ[:著者]はまわりの景色に、"緑が少ない"ことを発見した。
>山は白っぽい岩がごつごつして低く何かが生えている。建物はグレー。空にはぼやーんと
>くもが広がってまるでモノトーンの世界なんだ。
 
>グレーは〈 白 〉の一種なんだよね。大理石をはじめとする石の色って、本当は
>いろんな白、それが日の光によって、刻々と色彩を変えていくんだ。... 生まれて初めて
>見たアテネは、そんな風にとってもいろんな〈 白 〉を持っている街でした。
 
> そして! とっても乾燥していた!
 
> オリーブの木、見た? ... 幹も葉っぱもパサパサで、死んでいるように見える。
 
> でも実はそれが元気な姿なのであった。しかもつけた実や実からとれるとろとろの油は
>ヨーロッパ全土の料理を支えるパワーを持っているんだ。 (p.49,52)
 
> 上質なオリーブから素晴らしく香り高いオイルをつくって、新鮮なうちにどんどん消費
>してゆくのが、ギリシアではごく当たり前のことなんだ。 (p.61)
 
  オリーブオイルといえば、我が家にはじめてやってきたエキストラヴァージン・
  オリーブオイルは、せっかくだからとオリーブオイルに適した料理に使おうと
  していた結果、ほとんど使わぬまま賞味期限が過ぎてしまい、今はただの炒め油
  として使われています。
 
> 乾いたギリシアで、待ち行く人々の肌がみんなしっとりつややかなのは、日常的に
>たくさんの油を摂取してるからなんだね。 (p.64)
 
関連:
(「萌え」の次にくるか。"へも" /「へも」文化の総帥 女優・本上まなみ さん)
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0404300.html#5 
−移転→  http://takagi1.net/g-sys/inw2/5_inw_0404300.html 
−移転→  https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0404300.html#5 
 * のタイトルから来ています
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/webcic/archive_sys/index.html 
−移転→  http://takagi1.net/webcic/archive_sys/index.html 
−移転→  https://takagi1.net/webcic/archive_sys/index.html 
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jul/o20040727_25.htm