丸山康樹, 地球環境と気候シミュレーション, SX WORLD, No.22, 4-7 (Spring 1998). http://www.sw.nec.co.jp/hpc/sxwj/no22/jp4.pdf ・オゾンの冷却効果
>不明な点として、例えば温室効果ガスの間接効果には、成層圏にオゾンがあると >逆に冷却効果が起こり、対流圏にオゾンがあるとプラス側に作用するといった >ことが指摘されています。 ・温暖化は起こっているのか > IPCC はこれらの結果から、温暖化が顕在化しているとは言っていません。 >「温暖化ではない」という観測事例も含めた、いろいろな観測結果を集めて >総合的に判断すると、人間の活動が気候に影響を与えているということだけは >否定しようがないという評価です。 関連: EICネット[環境用語集:「IPCC第二次評価報告書」] http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=218 ・温暖化予測計算の真実 >現状では温暖化予測の計算の前に大気中の温室効果ガスの濃度を与えています。 ・データ解析は大変 >計算時間は、他の計算は実行していない状態でモデルの1年間に90分、125年間で >約200時間と極めて高速です。 >この大量な結果 [125年間分] の処理には、おそらく1〜2年かかるのではないかと >思います。 計算に要するのが 200時間、解析に要するのが 1〜2年 (1年半として、13,000時間 [ 200時間の 65倍])。 関連: http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0410103.html#2 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/2_za_0410103.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0410103.html#2 >>精一杯で,こうした高価な衛星データを科学的に解析するまでは手がなかなか回りません. > [謝尚平, 大気と海洋の多様なる相互作用, 天気, 49-12, 3-16 (2002). > http://www.s-ws.net/tenki/pdf/49_12/p003_016.pdf からの引用] ・海水鉛直循環と CO2 吸収量 >ベルン大学の人たちは、温暖化の影響でこういう鉛直の循環が止まると、CO2 の >吸収量が北大西洋では現状に比べて約30%減少するという予測を出しています[2]。 >[2]Stocker T.F. and A.Schmittner, Influence of CO2 emission rate on > the stability of the thermohaline circulation, nature 28 August