aozora blog: この門を入るものは一切の商品性を捨てよ http://www.siesta.co.jp/aozora/archives/001368.html 電子図書館には、新たに電子図書館をつくる場合と、従来の図書館が 電子図書館を併設する場合とは、考え方が異なる。
>津野は、この本 [*] そのものをひっくり返すような発言をする。 * 「電子図書館」原田勝・田屋裕之編、勁草書房、1999 なお、引用の引用は、この本の 「第4章 この門を入るものは一切の商品性を捨てよ」 であり、津野 海太郎 による。 >「すくなくとも、まず容器をつくり、それができあがったら、つぎにその >中身を考えるというような退屈な段どりをくずすこと。すなわち、 >できあがった電子図書館になにを入れるのか、ではなく、図書館はその >電子化によってなにをどう変えることができるのかを、まっさきに考える >こと。」 >図書館本来のメッセージとして津野が提出したのが、この章の題名でもある、 >「この門を入るもの(本)は一切の商品性を捨てよ」というものである。 >本というものは一応、売るために作られて、市場に出るわけだけれど、 >その一方で文化的資産としての側面がある。その側面を守るために、図書館 >がある。どんな本でも、あまねく所蔵して、商品としての消費期限が切れた >あとでも、ちゃんとみんなの財産として共有出来るように、というのが >図書館。 aozora blog: 図書館って?〜private collectionとpublic library〜 http://www.siesta.co.jp/aozora/archives/001386.html