無窮ナレッジ

▼電子図書館について

aozora blog: この門を入るものは一切の商品性を捨てよ
http://www.siesta.co.jp/aozora/archives/001368.html 
 
電子図書館には、新たに電子図書館をつくる場合と、従来の図書館が
電子図書館を併設する場合とは、考え方が異なる。
>津野は、この本 [*] そのものをひっくり返すような発言をする。
 
 * 「電子図書館」原田勝・田屋裕之編、勁草書房、1999
 
  なお、引用の引用は、この本の
  「第4章 この門を入るものは一切の商品性を捨てよ」
  であり、津野 海太郎 による。
 
>「すくなくとも、まず容器をつくり、それができあがったら、つぎにその
>中身を考えるというような退屈な段どりをくずすこと。すなわち、
>できあがった電子図書館になにを入れるのか、ではなく、図書館はその
>電子化によってなにをどう変えることができるのかを、まっさきに考える
>こと。」
 
>図書館本来のメッセージとして津野が提出したのが、この章の題名でもある、
>「この門を入るもの(本)は一切の商品性を捨てよ」というものである。
 
>本というものは一応、売るために作られて、市場に出るわけだけれど、
>その一方で文化的資産としての側面がある。その側面を守るために、図書館
>がある。どんな本でも、あまねく所蔵して、商品としての消費期限が切れた
>あとでも、ちゃんとみんなの財産として共有出来るように、というのが
>図書館。
 
aozora blog: 図書館って?〜private collectionとpublic library〜
http://www.siesta.co.jp/aozora/archives/001386.html