無窮ナレッジ

▼世界最強パソコン「パワーマックG5」1100台で構成されたスパコン「ビッグ・マック」

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20031016301.html 
http://www.wired.com/news/images/0,2334,60821-9177,00.html 
バージニア工科大学が新たに完成させたスーパーコンピューター
「テラスケール・クラスター」、通称「ビッグ・マック」が、予備テストで地球上で
2番目に強力なスーパーコンピューターになる可能性を示す測定値をたたき出した、
とのこと。
 
「ビッグ・マック」は、デュアルプロセッサーの『パワーマックG5』* 1100台で構成
されており、理論ピーク性能は、 17.6 TFLOPS (:テラフロップス、17.6 TFLOPSで
1秒間に17兆6000億回の浮動小数点演算を行う速さ)。
 
 * http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0306270.html#2 
−移転→  http://takagi1.net/g-sys/inw2/2_wn-c_0306270.html 
−移転→  https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0306270.html#2 
>で演算を行なうマシンは存在しないという。
 
>ドンガラ氏によると、ビッグ・マックの予備的な測定値はプロセッサー128個のみで
>実施したテストの結果だという。128という数は、ビッグ・マックの全プロセッサー
>2200個の5%ほどにすぎない。「プロセッサーの数が増えるほど、結果は悪くなっていく」
>とドンガラ氏。
 
 ** http://www.top500.org/ 
 
ということなのですが、もし理論ピーク性能の80%がでれば、世界二位となれます。
 
なお、このような並列機は、安い代わりに(このスパコンは特に安いですが)プログラミング
が難しいらしいです。
 
ちなみに、世界一は、日本・海洋科学技術センターの地球シミュレータ
( http://www.es.jamstec.go.jp/  , 約 36 TFLOPS / ピーク約 41 TFLOPS )です。
 
これは、汎用機ですが、特定目的のスパコンではもっと速いのがあり、その世界最速は
東大の GRAPE6 (天文計算用, http://grape.astron.s.u-tokyo.ac.jp/~makino/grape6.html 
, 64 TFLOPS )です。
 
関連:
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001 
−移転→  http://takagi1.net/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001 
−移転→  https://takagi1.net/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001