無窮ナレッジ

▼マツダ(株)、摩擦熱を利用したアルミ材接合技術を世界で初めて開発

http://www.sankei.co.jp/news/030227/0227kei102.htm 
http://www.jij.co.jp/news/car/art-20030302173740-USFDAGLZPV.nwc 
http://www.mazda.co.jp/publicity/Public/200302/0227.html 
>今回マツダが開発した接合技術は、接合ピンで上下から接合箇所をはさみこみ、
>ピンを加圧しながら回転させることで生じる摩擦熱を使い、アルミ材を軟化・
>流動させて点接合する工法である。
 
通常、摩擦をつかった溶接といえば摩擦圧接とよばれ、面への円柱状部品の取り
付けに使うものです。
 
よく自動車工場の溶接ロボットが火花散らしながらやっているのは、スポット溶接
とよばれるもので、溶接する面と面を外から2つの端子で挟み、通電して、ジュール熱
つまり電気抵抗で加熱、赤熱させ、圧着すると酸化膜が周囲に押し出され、二つの素
材が一体化するというものです。