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処理: 2008/03/20
■ 雑リーフ ■
<1>「後につづく者たちが、我々よりも苦しまない世の中」にするためには
<2>情報→作戦→戦闘
<3>チベットが舞台の映画
<4>レッド・コーナー/北京の二人
<1>
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▼「後につづく者たちが、我々よりも苦しまない世の中」にするためには
現在 考えているのは、
(1)生産性の向上
(2)雇用の創出
の 2項目である。
両者は、トレードオフの関係 * にある。
たとえば、省力化は、生産性向上につながるが、雇用を減少させる。
トレードオフ関係の存在する社会空間を変貌させる意思決定基準として、
カルドア-ヒックス基準 ** を用いる。
関連:
後につづく者たちが、我々よりも苦しまない世の中のために
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1338.html
* トレードオフ関係にある2者の組み合わせの最適解は、状況によって異なる。
先進国の中ではじめて人口減社会に突入する日本には、他の先進国とは
大いに異なる最適解が存在し、その効用が他の先進国にとっての最適解に
おける効用を凌駕するものであるかもしれない。
** 公共政策の立案・評価基準の一つ。簡単に言えば、ある現状変更による
プラスマイナスを社会全体ので足し算して、結果がプラスになれば、
良い現状変更であると評価する、という基準。社会の中には、マイナスの
人も生ずる。
足立 幸男 : 公共政策学入門―民主主義と政策 (有斐閣, 1994) p.95.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1772.html
>カルドア-ヒックス基準に従えば、ある政策(現状変更)が一部の人々に
>利益をもたらす一方で損失を被る人々をも生み出すことが予想される
>場合、前者から後者に仮に補償が行われたとしても――いっそう厳密に
>いえば、後者の境遇を悪化させないだけの補償が仮になされたとしても――、
>なおかつ現在より境遇の良くなる人が1人でもいるなら、その現状変更は、
>条件つきながらパレート効率性基準をみたしており、効率的である。
>すなわち、社会全体の集合的利益の観点からして妥当である。
注: 「仮に補償が行われたとしても」……あくまでも「仮に」であり、
同基準は補償を要求していない。
◆ ◆ ◆
(1) 生産性の向上
努力しても決して幸せになれない理由 - FIFTH EDITION
http://blogpal.seesaa.net/article/88037108.html
>国民の生産性が伸びれば伸びるほど、その国は豊かになれる。つまり、生産性を
>高めることは、その国、国家、他の人々への最大の貢献なんである。
手段1: 原価の低減
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1468.html
>低減されなかった原価という概念によって纏められる、無駄な材料・作業は、
>現在時の人類総生産における機会損失である。
手段2: 前例の創出
前例とは、血で勝ち得た知である。半分は失敗であろう。失敗は、
新規性のある失敗ならば意味がある。
関連:
失敗学
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/academic/hatamura/
−移転→ http://takagi1.net/academic/hatamura/
J. D. サリンジャー=著, 野崎 孝=訳 : ライ麦畑でつかまえて (白水uブックス, 1984) p.295.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-302.html
>幸いなことに、その中の何人かが、自分の悩みの記録を残してくれた。
>君はそこから学ぶことができる。───君がもしその気になればだけど。
>そして、もし君に他に与える何かがあるならば、将来、それとちょうど
>同じように、今度はほかの誰かが、君から何かを学ぶだろう。
>これは美しい相互援助というものじゃないか。
>こいつは教育じゃない。 歴史だよ。 詩だよ
(再生産力のない民族は、犠牲に耐えられない)
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wm-c_0501290.html#3
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wm-c_0501290.html#3
手段3: 共有化すべき情報は共有する
関連:
(情報を出す方)
これ↓に対して、そんなに卑下しなくてもいい、と思う。
404 Blog Not Found:それでも私は屠り続ける +書評+ いのちの食べかた
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51012727.html
>ソフトウェアの世界は、その意味では最悪である。一人が書いて公開して
>しまえばそれでおしまいなんだから。ましてやそれをただで公開している
>オープンソースプログラマーなんて、鬼畜もいいところだろう。
>
>それでも、私は自分が鬼畜であることを知っている。他の鬼畜が得た肉を
>分けてもらっていることも知っている。私がとりあえず出来ることは、
>自分が得た肉をふるまうだけだ。
(情報を得る方)
自前主義への批判
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1213.html
自前主義
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1199.html
(2) 雇用の創出
とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法 - 分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080302/1204438490
>自分で雇用を作り出して人々を救おう
<2>
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▼情報→作戦→戦闘
堀 栄三 : 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫, 1996) p.158.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1727.html
>情報は常に作戦に先行しなければならない。
トム・デマルコ=著, 伊豆原 弓=訳 : デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則
(日経BP社, 1999) p.71.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1211.html
>戦闘が始まるときには、管理者のほんとうの仕事はもう終わっている。
<3>
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▼チベットが舞台の映画
セブンイヤーズ・イン・チベット (1997)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%99%E3%8
関連:
西蔵
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0507140.html#3
−移転→ http://takagi1.net/ezhtml/inw3/za_0507140.html#3
<4>
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▼レッド・コーナー/北京の二人
出演: リチャード・ギア, バイ・リン
監督: ジョン・アヴネット
1997年。
北京で、殺人の濡れ衣を着せられた主人公と、彼を弁護する中国人女性弁護士のお話。
映画:北京の二人
http://www014.upp.so-net.ne.jp/cinemania/movie/v99-032.htm
┃ 注: 本テキストは、メールマガジンのバックナンバーではありません。
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