学園城郭都市「ふじと台」

和歌山市の都市開発「ふじと台」のコンセプトが分かりかねる。

学園城郭都市と銘打ち、「高台に位置する城塞型の地形を生かし、将来的にも街の入口を3カ所に限定して、防犯ビデオも設置。」なのだが、開発を行う浅井建設グループの会長によると「県内外から人が自然と集まる」都市を目指している。

もともと和歌山大学があり、その周りを開発をしたそうだ (事業沿革)。

大学周辺の、よく言えば活気、悪く言えば刑事的・公安的な治安の悪さのなかで、住宅地・商業地としての成功を目指すために導かれた解が「学園城郭都市」だったのではないか *。

「学園城郭都市」を前面にアピールされると、そう考えてしまう。

  * 逆に、立て籠もられたら厄介だなぁ。

インサイダー取引規制に係り、事実の「公表」になる報道機関

金融商品取引法施行令 第三十条 2

前項第一号に規定する周知のために必要な期間は、同号イ、ロ又はハに掲げる報道機関のうち少なくとも二の報道機関に対して公開した時から十二時間とする。

ここで、「前項第一号」とは、

金融商品取引法施行令 第三十条 1 第一号

イ 国内において時事に関する事項を総合して報道する日刊新聞紙の販売を業とする新聞社及び当該新聞社に時事に関する事項を総合して伝達することを業とする通信社
ロ 国内において産業及び経済に関する事項を全般的に報道する日刊新聞紙の販売を業とする新聞社
ハ 日本放送協会及び基幹放送事業者

世界政府市民

世界政府が誕生した時、世界政府市民は旧各国国民の意思をその中に共存させねばならないのではないか。

世界政府市民は、広島・長崎への原爆投下に関し、

 ・その惨さを呪い (旧・日本)
 ・それによって戦争被害者の増加が食い止められたことを祝する (旧・アメリカ合衆国)

のではないか。

世界政府市民は、韓国併合に関して、

 ・韓半島を根拠地にして、ロシア・ソ連の南下によるアジア支配を食い止められたこと祝し (旧・日本)
 ・韓半島が異国民によって支配されたことを呪う (旧・韓国/北朝鮮)

のではないか。

みんなで不幸になってはいけないという覚悟

みんなで不幸になろうという「空気」が存在すること、そのような「空気」が生まれるメカニズムが存在することは、事実だ。

故に、みんなで不幸になってはいけないという覚悟は明確に示さないといけない。

「みんなで不幸に」は、みんなにとっては心地よいだろうが、みんなを超えた全体を腐らせ、その毒はみんなを殺す。

GIS と CDM

GIS, グリーン投資スキーム

  EICネット[環境用語集:「グリーン投資スキーム」]

京都議定書に基づく温室効果ガスの排出枠で余剰分が生じたときに、一定の条件の下でこれを有効活用するための制度。2000年のCOP6でロシアが提案。

なお、京都議定書第17条では、排出枠(割当量)が設定されている附属書I国の間で、排出枠の一部の移転または獲得を認めている。

CDM, クリーン開発メカニズム

  EICネット[環境用語集:「クリーン開発メカニズム」]

京都議定書に規定される柔軟性措置のひとつ。京都議定書第12条に定められ…

先進国と途上国が共同で温室効果ガス削減プロジェクトを途上国において実施し、そこで生じた削減分の一部を先進国がクレジットとして得て、自国の削減に充当できる仕組み

誰が敵か味方か、という色眼鏡

「誰が敵か味方か」という色眼鏡で見ていたら、判断を間違う。

関連:
有川 浩 : 図書館内乱 (アスキー・メディアワークス, 2008) p.172.

「お前、何でも、1か0かで割りたがるの悪い癖。特に組織を考えるときにその癖出してたら大局見失うぞ」

鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 14 (電撃文庫, 2007) p.56.

 黒幕。
 美琴は無意識の内に、その言葉を使っていた。おそらくそこに、彼女の望みがある。誰かが話をこじらせていて、たった一個の原因を取り除けば、それで全てが元通り……。なまじ美琴には『超電磁砲』という強大な能力があるため、そちらの方が分かりやすくてやりやすいのだろう。
 しかし、そんな『黒幕』なんてどこにもいない。

同時に活動している人々を一括りにするという考え方からの考察

人類を分ける方法として、同時に活動している人々を一括りにするという方法を考えることができる。

昔は、人は昼にしか活動できず、離れた場所の人と同時に話をすることはできなかった。だから、先述の人類の分け方は地域的であり、分けた結果を地図上に表現することができた。

日本に住んでいるから日本人であり、イギリスに住んでいるからイギリス人であること、この概念の一部は、この考え方によって形成されていたかもしれない。

現在、照明によって、人はいつでも活動でき、通信技術の発達によって、離れた場所の人と同時に話をし、同時に協働し、活動できるようになった。

一般的な日本人よりも、9時間遅い時間帯に働き(日本とイギリスとは9時間の時差がある)、イギリスに住む人と即時的・同時的な通信手段によって繋がり、一緒に活動する人を、100% 日本人であるとは言えないのではないだろうか。

地域をもって人類を分ける方法(国など)は、将来において、現在と同じ意味を持たないかもしれない。

電力使用ピークは悪ではない

現在、電力需給が逼迫している。

最も逼迫するのは、電力使用量がピークの時間帯である。

ピークを下げるために、一部企業は、平日を休業し、休日に業務を実施している。

さて、電力使用量がピークである時間帯には、その地域にある人々が最も(電力を消費する)活動をしている。

「ピークは悪しきものだ」と世間で言われているが、ピーク時に社会全体は最も活発であり、集中しているのである。

逆に、ピークが生じないように、時間を分散して人々が働いたら、どうなるだろうか。仕事の電話はつながりにくくなり、出張に行こうにも出張先の休業日を予定から外さねばならず、仕事がはかどらない。

ピークを作れることが、生産性を高めるのである。