認識を持ち寄ればよい

認識を持ち寄ればよい経験豊かな人間や集団が認識を生み出し、時にそれを外部に向けて表わすのだ。

鉄道会社(ニーズや運用の経験が豊富)と車両メーカー(技術に関する経験が豊富)との関係はそういうことだろう。

一極がすべての認識を生み出して表わさなくても、世界は成立する。認識を持ち寄ればよい。

イマヌエル カント=著, 中山 元=訳 : 純粋理性批判〈1〉 (講談社古典新訳文庫, 2010) p.15.

 わたしたちのすべての認識は経験とともに始まる。これは疑問の余地のないところだ。

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