スマイルズ「自助論」

     

評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★



購入: 2009/ 4/12
読了: 2010/ 1/23

Twitter / TAKAGI-1: @yonda4 「自助論」 読んで元気をもらえる本。勤勉時代を開いた本ではあるまいか。多くの引用が編み上げられて本の部分になっており、著者の大変な知的労働がしのばれる。

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全 3 件

客観的な態度

記事ページ 発行: 2010年02月20日

岩田 宗之 : 議論のルールブック (新潮新書, 2007) p.110.

>自分の外の世界をより正確に知るために観察と推測を繰り返すという態度を、客観的な態度といいます。


Samuel Smiles=著, 竹内 均=訳 : 自助論 (三笠書房 知的生きかた文庫, 2002) p.52

> あのニュートンのごとき天才でさえ、「目の前には手も触れられていない真理の大海原が横たわっているが、私はその浜辺で貝がらを拾い集めているにすぎない」と語っている。



 

「アテネの学堂」参加者は、自己実現ができる

記事ページ 発行: 2010年08月22日

>「アテネの学堂」参加者がもつべき性質

「アテネの学堂」参加者は、以下の3つの動作の実践を習慣付けている(:癖にしている)べきだと、私は考えます。

  • ほめる:知的な行為を高く評価し、多様な考えの存在を受け入れる。

  • 書く:考える。知的である。

  • 公開する:生み出したものが、広く使われることに喜びをもつ。なお、「話す」を含む。

この「アテネの学堂」参加者がもつべき性質は、次のような関係によって、竹内 均 氏 が挙げる自己実現の方法と一致する。

 ほめる………感謝
 書く…………勤勉
 公開する……正直

Samuel Smiles=著, 竹内 均=訳 : 自助論 (三笠書房 知的生きかた文庫, 2002) pp.294-295

訳者 竹内 均 氏 の解説より。

>私の理解では、自己実現とは、(1)自分の好きなことをやって、(2)十分に食うことができ、(3)のみならずその結果が他人によって高く評価されることである。

 そして、その方法としては勤勉・正直・感謝以外にないというのが私の結論である。



 

良いストーリーの蓄積・共有の例としての「自助論」

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