冬川 基「とある科学の超電磁砲 3」

評価・状態: 暇つぶしになる良質な本★☆☆

購入: 2009/ 4/12
読了: 2009/ 4/13

御坂お姉様が、表紙から消えた(背表紙にはいるけど)。

表紙は、白井 黒子 嬢と、初春 飾利 嬢。そして背景にジャッジメントの方々。

そうだよね。この2人が主人公だよね。

白井 黒子 嬢のテレポート能力は、障害物があってもテレポート対象物を目標座標に押し込むことができる。だから、プラットフォームとしてだけでなくウェポンとしても機能する。

やろうと思えば、御坂お姉様が、かなうわけないのだ。 2009/ 5/17追記: 原作8巻で白井嬢の能力限界が明らかにされた。

冬川 基 : とある科学の超電磁砲 3 (アスキー・メディアワークス DENGEKI COMICS, 2009) p.130.

>空間移動(テレポート)

緊急の際は
即座に駆けつけ

汎用性にも優れた力

お姉様をサポート
するのに　わたくし以上に
適した者など……

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鎌池 和馬「とある魔術の禁書目録 8」

購入: 2009/ 5/14
読了: 2009/ 5/16

上条、御坂、白井 (そして初春)、一方通行が共闘。

上条にはミサカ10032号、一方通行にはミサカ打ち止め。そして、言語と反射に関わる演算をミサカ・ネットワークに頼ることになった一方通行は、もはやミサカ・ネットワークの兵隊になってしまった。

上条勢力において「魔術」とのリンクは上条の担当だが、「科学」内部の核になるのはミサカ・ネットワークだ。


「超電磁砲」では無敵の支援能力者・白井 黒子 嬢、1対1戦闘で破れる。白井 黒子 嬢の能力が明らかにされた:

鎌池 和馬 : とある魔術の禁書目録 8 (電撃文庫, 2009) p.66.

>移動させる質量は一三〇・七キログラムが限界で、最大飛距離は質量に関わらず八一・五メートル以上は伸びないし、そもそも『手で触れた物』にしか力は作用しない。

白井 黒子嬢

高みに立つ

冬川 基 : とある科学の超電磁砲 3 (アスキー・メディアワークス DENGEKI COMICS, 2009) p.114.

>すげえッ

できるとか
できないとか
もうどうでも
いい!

何をしてでも
あの高みに
もう一度
立つんだ

>(7) 「見晴らしがいい場所」は１時間の重みが違う

仕事ではいい場所に位置する。『ウェブ時代をゆく』では、「見晴らしがいい場所」ということを書きましたが、これも、レバレッジが利くか利かないかの違いです。いい場所にいるかどうかで、１時間の価値が全然違う。

>この場所よりも落ち着く空間はない。別に、他のどこでも良いのであるが、今ここが山の頂と同じである。ここが一番ポテンシャルが高いのだ。