池波 正太郎「男の作法」

     

評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★



購入: 2009/ 1/28
読了: 2009/ 2/22

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この本からの引用、または非常に関連する記事

全 2 件

3ヶ月ぶんのカレンダー

記事ページ 発行: 2009年06月28日

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わたしは机の正面の壁に3ヶ月ぶんのカレンダーを貼っている。

以下を参考にした。

池波 正太郎 : 男の作法 (新潮文庫, 1984) pp.97-98.

>毎日暮らしている分のは日程表を三カ月間単位でつけておく。三枚の日程表を持って、たとえば五月・六月・七月と並べて一覧できるようにしておくわけです。一枚一枚めくって見ると、仕事のボリュームが感覚的につかめないんだ。翌月、翌々月まで、地図を見るように、一目でつかめるようにしておく。そして少なくとも三カ月先を見越した上で、現在の時間をつかって行く。
「すべて前もって前もって……」
 と、事を進めて行くことが時間のつかいかたの根本なんだよ。



 

芋を揚げたのは正義

記事ページ 発行: 2017年06月03日

何にせよ、冷たい酒に、揚げたジャガイモの熱いのは、正義。

 * * *

池波正太郎が、ビールの最高の肴として挙げたのが、「フライドポテト」ではなく、「ポテトフライ」であったことを知り、衝撃を受けている。

池波正太郎先生を忍ぶポテトフライ

と、いうことで、池波 正太郎「男の作法」(新潮文庫, 1984)を読み直していたら、冷たいシャンパンに「フライドポテト」は合う、と書いてあった。

初出:
Facebook 2017/ 5/29

 * * *

池波 正太郎 : 男の作法 (新潮文庫, 1984) p.179.

冷たいシャンパンと熱いポテトフライ、冷たいビール熱いじゃがいもの唐揚げ、いいわけですよ。さっそくやってごらんよ。

なお、ここでの「ポテトフライ」とは、フライドポテト(:フレンチポテト)のこと。「向こうのポテトフライは、例の拍子木のスティックというやつ、細切りのポテトの唐揚げだよね。パン粉をつけない」(同書 p.179.)。

ここでの「じゃがいもの唐揚げ」とは、同じ文章の前半に「あんまり大きくしないで、親指の先ぐらいに切ってゆでたのを、唐揚げでもいいけど、パン粉をつけて揚げたほうがうまいんだね。そして普通のウスターソースで食べる。キャベツの刻んだものと。(同書 p.178.)」とあるので、ジャガイモの素揚げ(さらに好ましくは、ジャガイモのフライ)のこと。

関連:
2008-05-10 - ぱろすけの日記

 

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