大熊 康之「軍事システムエンジニアリング―イージスからネットワーク中心の戦闘まで、いかにシステムコンセプトは創出されたか」

     

評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★



購入: 2009/ 1/ 6
読了: 2009/ 3/30

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この本からの引用、または非常に関連する記事

全 6 件

任務遂行能力パッケージの構成、任務遂行能力の要件(DOTMLPF)

記事ページ 発行: 2011年07月10日

大熊 康之 : 軍事システムエンジニアリング―イージスからネットワーク中心の戦闘まで、いかにシステムコンセプトは創出されたか (かや書房, 2006)

p.32.

 MCP (Mission Capability Package) [:任務遂行能力パッケージ]は、システム開発を含め事業、業務等に着手するに当たって考慮すべき要件を検討する上で有用な考え方である。MCPは所定の専門的(知識・技術の)レベルを満たす下記の5項目から成る。
(1) Concept of Operations (CONOPS、運用概念)
(2) Command Approach (指揮の方策)
(3) Organization (組織)
(4) System (システム)
(5) People (人)

p.33.

MCPは、...能力中心における任務遂行能力を具体的に意味するものとしてDOTMLPFという7要件によって捉えられている。

p.27

DOTMLPF(

Doctrine〈ドクトリン〉,
Organization〈組織〉,
Training〈訓練〉,
Materiel〈資材〉,
Leadership and Education〈リーダーシップ及び教育〉,
Personnel〈人事〉 and
Facilities〈施設〉



 

Spend it like you've got it

記事ページ 発行: 2009年12月12日

大熊 康之 : 軍事システムエンジニアリング―イージスからネットワーク中心の戦闘まで、いかにシステムコンセプトは創出されたか (かや書房, 2006) p.344.

> Meyer提督に上記の指導をうけた際、提督から、...「... Spend it like you've got it, ... (... 資源は自分のものとして思いどおりに使え。... )」との物造り哲学


これは、巨人の肩に乗っているということなのではないか。

科学するものにとって、当たり前のことである。

関連:
しかし、この当たり前のことを実現する/されることは、実はすごいことなのだ。

一切の文字文化が永遠に無くなる事がないといわれる蒙古の理想郷
http://nhm.blog75.fc2.com/blog-entry-179.html
>書籍が伝わらないことは、過去においてはよくあった。

巨人の正体
http://nhm.blog75.fc2.com/blog-entry-368.html

 

知識を行動に変換するC4Iシステム

記事ページ 発行: 2010年03月06日

大熊 康之 : 軍事システムエンジニアリング―イージスからネットワーク中心の戦闘まで、いかにシステムコンセプトは創出されたか (かや書房, 2006) p.143.

(オーエンス米海軍大将の言葉から抜粋)

>『敵』と『交戦状況』に関する正確な『知識』と、この『知識』を軍事行動に変換し得る『C3 (指揮・管制・通信) システム』



関連:
C4I
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0406063.html#2

C4I は「整然な」「行動」のためにある
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-2844.html

 

ウェイン・E・マイヤー提督

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PDCAの「C」に集中する

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3Dモデルの意義

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