クチクラ(キューティクル)

クチクラ – Wikipedia [2018年4月19日 (木) 09:08 の版]

クチクラ(ラテン語:Cuticula)は、表皮を構成する細胞がその外側に分泌することで生じる、丈夫な膜である。さまざまな生物において、体表を保護する役割を果たしている。人間を含む哺乳類の毛の表面にも存在する。英語でキューティクル、日本語で角皮ともいう。

・節足動物の外骨格(クチクラ)を形成する物質: キチン

・哺乳類の毛の表面(クチクラ)を形成する物質: ケラチン

・植物の表皮の外側を覆う膜(クチクラ)を形成する物質: 「クチン[cutin](不飽和脂肪酸の重合体)とワックス(蝋:ろう)[wax](非水溶性の脂肪酸エステル)」(1-4. 表皮)