「ロウソクの科学」と、政府及び大衆

ファラデー「ロウソクの科学」は、

学者に地位を与えるのは政府であり、尊敬をはらうのは大衆である

   ディドロ, ダランベール=編, 桑原 武夫=訳編 : 百科全書―序論および代表項目 (1971, 岩波文庫) p.133. ダランベールによる「序論」より。

を示唆する。ファラデーは、英国の王立研究所において、一般向けに講演を行った。

知の「化学反応」と淘汰

法則とは、文脈から切り離しても正でありつづける文なのだな、ふと思う。

そして、それは、文脈ごとに、知の「化学反応」を引き起こす。法則は、知の「化学反応」を引き起こす性質が強い。

しかし、知の「化学反応」に、法則は必須ではなく、法則が認識されていなくても引き起こされる。

学術とは、
 ・知の「化学反応」
と、
 ・淘汰
の両者を基盤活動とする場の態様である。

それは、コンピュータ将棋のようなものだ。そして、コンピュータ将棋と同様、開発者以上の知的成果を将棋ソフトは生産する。

統一の世の中

以下の三つの考えを土台に据えることは、有益である:

佐藤 篁之 : 「満鉄」という鉄道会社―証言と社内報から検証する40年の現場史 (交通新聞者新書, 2011) p.201.

[仙石 貢 南満州鉄道 第11代総裁は、]「総裁より社員にご相談」(『協和』26号昭和5年5月15日)では
「十八世紀、十九世紀は分業の世の中であった。二十世紀は統一の世の中である。今まで分業組織になっていたものを合理的に総合統一して経営する。…」

● 「三人寄れば文殊の知恵」

● 知識社会

史観

ものづくり – Wikipedia [2014年2月7日 (金) 00:00‎ の版]

ものづくりとは日本の製造業と、その精神性や歴史を表す言葉である。1990年代後半から企業やマスメディアの間でさかんに使われるようになった。現在の日本の製造業の繁栄は、日本の伝統文化、固有文化に源を発するという史観である。