「実物大シミュレータ」という言葉から発想したこと

「実物大シミュレータ」という言葉から発想したこと実物大シミュレータといえば、例えば、アメリカのアポロ計画の際に、地上に置いてあった、宇宙を飛んだものと全く同じ宇宙船――宇宙空間でアポロ13号がトラブルに見舞われた際に、電力を節約する検討に使われた――がある。

この場合、シミュレータと実物に違いは無い。そうであれば、シミュレータを如何に定義するか。

シミュレータの性質として、「(厳密には異なるが) 外部に物理的な影響を及ぼさない」という性質がある。これに着目する。

例えば、航空自衛隊には飛行教導群という、「装備の運用研究や、他部隊に対する教育を行う部隊」がある。これは、敵機を攻撃しない=「外部に物理的な影響を及ぼさない」であるから、シミュレータである。飛行教導群の出力は、情報である。

思索:

(1A) シミュレータの出力は、情報である。シミュレータは、情報システムである。

よって、シミュレータを運用する(シミュレータへの入力情報・シミュレータからの出力情報を、記録・管理・運用する)ための情報の仕組みが必要である。

(1B) 情報面から見ると、シミュレータと実物は変わらない。

(1C) 実機の入力・出力に関する子細な情報が整理されたデータベースは、シミュレータにあたる。(1B)を考慮すると、情報面から見ると、前述のデータベースは、実物と変わらない。

(2A) 実物が「外部に物理的な影響を及ぼさない」ならば、実物はシミュレータと変わらない。

(2B) 「外部に物理的な影響を及ぼさない」実物として、例えば、地球上の気象現象がある。気象現象は、凡そ宇宙空間に影響を及ぼさないからである。地球上全域のコンピュータシミュレーション方法として、全球シミュレーションがある。地球上の気象現象(、時に海洋の水象現象を含めて)を扱う全球シミュレーションには、特別に高い扱いがされる。

初出:
Facebook 2016/ 9/ 3

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